HOME > 所蔵史料解説
所蔵史料解説

所蔵史料解説

ナイチンゲールの肉声入りレコード(日本赤十字看護大学所蔵)

1937(昭和12)年に久邇宮家から日本赤十字病院の井深副院長に下賜されたものです。ナイチンゲールが70歳になった1890年にイギリスのがん撲滅運動のために吹き込んだ肉声で、レコードの利益は同運動に寄贈されたと言われています。
日本赤十字看護大学ではレコードに録音されているナイチンゲールの声を複製にて聞くことができます。声の内容は以下の通りです。

"When I am no longer even a memory-just a name, I hope my voice may perpetuate the great work of my life. God bless my dear of old comrades of Balaclava and bring them safe to shore. "
Florence Nightingale.

私が死に、人々の記憶さえもなくなり、ただ名のみ残ったとき、私の声が私の一生をかけた偉大な事業(看護)を不朽のものとしてくれることを祈ります。神様どうぞバラクラバ(クリミヤの一地名)の旧友たちを祝福し、安らかに昇天せしめられますよう。

ナイチンゲールの肉声入りレコードの写真

濃尾地震救護(1891年)

1891年10月28日に発生した濃尾地震は、マグニチュード8.0〜8.4と推定される日本の内陸で発生した過去最大級の地震です。この地震により死者7,273人、全壊家屋142,177の被害を出しました。本学の前身である日本赤十字社の看護婦養成所からは、学業を終えて実務についたばかりの第1回生10名が救護活動に参加しました。日本赤十字社の医員と看護婦に対する評価は高く、日々新聞などで全国に報道されました。写真は名古屋大須公園の中村牧陽氏によるもので、愛知県小折村の日本赤十字社仮病院の写真です。

岐阜県古橋村の日本赤十字社仮病院の写真
このページの上へ